2024 Autumn-Winter Collection
SOLEIL WINE × TORI KUDO
工藤 冬里 葡萄釉ゴブレット2024
山梨市岩手地区と八幡地区の南向き斜面にある自社畑。2023年の収穫を終えたピノ・ノワール、シラー、メルローの剪定枝を燃やした灰を愛媛県砥部町の工藤さんの工房に送り、それを釉薬として用いたゴブレットを作ってもらいました。舌の中央で液体をゆっくりと味わえるように、口に当たる部分を薄くしてほしいとリクエストしています。このオンラインギャラリーでは全てことなる12個体をそれぞれ三方向から撮影した画像をご覧いただけます。尚、番号に続く名称は作品名ではなく便宜上つけた呼称です。(名前をつけると俄然愛着が湧いてきました。やばいやばい..)酒器によってお酒の味わいが変わる事はよく知られていますが、これで飲んだらきっといい!と思える未発表ワインも同時にリリースします。2024年12月1日よりソレイユワインオンラインショップにて受注開始します。
工藤 冬里
愛媛県在住の音楽家/陶芸家。陶工の父と芸術家の母の間に生まれる。10代前半の教会のオルガン弾きやキャバレーのピアノ弾きを経て19歳でニューヨークに渡航。帰国後、まずは東京を拠点に複数のバンドやユニット、劇団において作曲と演奏活動を行う。1984年、現在も主宰するマヘル・シャラル・ハシュ・バズが始動。多くのミュージシャンが参加し、町から町へとライブ活動を行う。2000年初頭からは欧米のレーベルからもアルバムをリリースするようになり国内外にコアなファン層を形成。演奏経験のない志願者もメンバーに迎え入れ、スコアに基づきながらも練習時間を極限まで短縮した、偶然性を契機とするパフォーマンスを特色とする。美しい旋律の中に躓きとズレを生じさせるリズム、時空の歪みを露呈するような演奏、そして万人に受け入れられる事を拒むかのような開け放たれない詩の世界。ジャンルを問われれば本人曰く「パンク」。音楽の属としてではなく、都度テーマを叩き出し、音楽そのものの意味/無意味に切り込む姿勢は確かにそう呼ぶことができる。陶芸家としては、匠である父の仕事を客観的背景にまで咀嚼し、ロンドンのアートスクールで学んだ経験も生かしつつ、時々の思索と偶然性を主な素材とする、音楽同様「パンク」な試みを続けている。
1. champignon サイズ小
2. thin サイズ小
3. fur サイズ小
4. hotaru サイズ中
5. gelato サイズ小
6. burg サイズ中
7. tear サイズ中
8. flower サイズ中
9. whip サイズ大
10. ballet サイズ中
11. boss サイズ大
12. cat サイズ中