はじめまして

どうもはじめまして!
今年の3月から旭洋酒に入った新入社員のあっくんこと高橋と申します。

今日からブログを始めることになったのですが、今後このブログをどんな方向性にするか今回の投稿では書いていきたいと思います。

私は山梨に来る前は北海道のワイナリーで2年間勤務していましたので、一応ですがブドウ栽培の経験があることになります。
しかし、ブドウ栽培をするといっても、山梨と北海道とではかなり大きな違いがあります。

例えば、ワイン用ブドウの仕立て方一つ見ても北海道では垣根仕立がほとんどですが、山梨では棚仕立が主流になります。
気候も全然違いますし、発生する病害虫も大分違うように感じます。
山梨では凍害や雪の重みを意識することが必要ないのと同じように、北海道では傘やビニールで果房を雨から守る必要がありません。

余市 ブドウ畑

北海道余市町登地区の垣根仕立のブドウ畑(6月中旬頃)

また、昨日の作業中、一本の新梢に副梢果なしで房が6つもついたピノ・ノワールを見つけましたが、北海道ではせいぜい多くて3つで、豊産性のデラウェアでも6つは見たことがありません。
ピノに関しては、もはや違う植物を触っているんじゃないかという気分にさえなることもあるのですが、誘引中に新梢を折ってしまうと、やっぱりピノなんだなと我に返ります。

房が6つもあるピノ

房が6つもあるピノ!

毎日の畑での作業を通しても、山梨と北海道の栽培上の違いを日々感じています。
そのような中で新たな気付きや考えていることをこのブログでは主に紹介していけたらと思っています。
また、山梨での暮らしのことや、興味深いお酒のことなども触れていきたいなと予定していますので、なにとぞよろしくお願いいたします。